フィリピンの助け合い精神

フィリピンって、貧乏なイメージがあると思います。
実際に、日本人から見たら貧乏です。
新卒なみの収入があれば、それなりにいい暮らしができます。
メイドさんは、一か月の収入が1万円から2万円程度です。
物価の差を考えても一か月で1~2万円しかもらえない生活は、日本人には到底考えられないものでしょう。
でも、フィリピン人はそのような低収入の人でも、助け合いの精神を持っています。
例えば、スーパーの募金箱。
スーパーで買い物をした際の小銭を、メイドさんであっても募金箱にジャラッと入れたりします。
もちろん、毎回ではないでしょうが、特に躊躇せずに募金する姿を何度も見ました。
また、物乞いに対してもそうです。渋滞のひどいフィリピンでは、停止している車の窓をノックして物乞いがお金をくださいと寄ってくることがあります。
日本人の感覚からすると、ぎょっとしてしまったり、かかわらないよう無視するのがせいぜいだと思いますが、フィリピン人は、窓を開けて募金するのです。
聞いたところによると、自分たちが困っているときに助けてもらった経験があるのと、キリスト教国家であることから、こうやって助けることは自然なのだそうです。
住みやすいと思っていた日本が、冷たい社会のように感じてしまいました。