ヤンキーにも負けず

大学に入学して、それまでの生活ががらりと変わり、浮き足立ってた入学直後、新しい友達を増やすためサークルと言う物に参加をするために、大学の隅に建てられたサークル会館をフラフラしていました。
そんなフラフラ御一行に声をかけてくれた、ノリの良さそうな青年についてサークルの見学に行くと
部室の入り口に一言「超自然現象研究会」の文字がありました。
超自然現象研究会??何をするんだろうと言う疑問を抱きつつ部室に通されると、そこにはやはりノリの良さそうな人たちの団体が…。
今思えば勧誘ですから、みんな頑張って楽しそうなアピールしていたんだとわかりますが、当時は浮き足立ってたので全くそういう事も考えられませんでした。
今入部してくれたら、学食御馳走しますの言葉に負けて、結局何をするサークルなのかも謎なまま学生生活は幕を開けたのですが…。
そんな謎が初めて本格的に解明されたのはそれから2か月後でした。
みんなで車に乗り込み着いた場所はとある心霊スポット。
超自然現象=心霊やら、UFOなどの研究だったようで…。
とりあえず心霊スポットに突入との事でしたが、なんせ心霊現象が怖い…と言う事で、もう一人心霊スポット突入を拒否した先輩と二人、建物の外でみんなの無事の帰還を待っていたのですが、そこにヤンキー集団登場で、私と先輩はそっちに恐怖…。
どうみても、二人でいる時点でヤンキーから見れば絡みやすそうなカップルです。もう、みんなの一刻も早い帰還を祈りながらドキドキの数分間でした。このドキドキが恋のドキドキと重なってカップルになったかは、知る人ぞ知る伝説です。

私は、子供の頃から良い大学を卒業して良い会社に就職するのが当たり前のように育てられました。
しかしそんな理想とはほど遠い人生が現実です。
確かに、普通よりは良い高校に入り、普通より良い大学にも入ることができました。
せっかく大学には入ったものの自分のやりたいことが明確にはなく、サークルやバイトばかりで勉強なんてほとんどしませんでした。
同じサークル内で彼女も出来、大学に行ってもサークルに参加するか彼女と一緒に彼女の授業に参加してみたりと、楽しむことしかしませんでした。
彼女とは共通の趣味であったもののサークルで出会い、一緒にいる時間が増えることで自然に付き合うようになりました。
高校生の頃から大学へ行けば良い出会いが多いというイメージがありましたが、実際のところそんなに出会う機会は多くなく、同じサークルやゼミなどといった共通点がないことには出会いというものは生まれないのだと実感しました。
結局その彼女とも2年の時に別れてしまったのですが、大学に行っていた時に付き合ったのはその彼女だけであり、それ以降は新しい出会いもなく、恋愛について良い経験はあまりなかったと思います。
私は異性に対して積極的に動ける人間ではないので、学生時代に彼女が出来たことはとても奇跡に近いことだと思っています。
積極的に動ける人間であれば、大学というものは人数も多いですし好みのタイプも少なからずいると思いますので、恋愛も充実するのではないでしょうか。
恋愛というのは誰しもが経験する人生の必需品みたいなものですから、学生時代というものはとても貴重な時間ではないかと私は思います。大学生で出会いをつかめないとその後はかなりしんどいはずです。